【北海道・支笏湖を潜る】


なんでもこの時期の支笏湖は水中に花が咲くらしい。


湖や淡水の情報に疎い私は、今回一緒にまわってくれたバディの勧めで支笏湖を潜ることにした。北海道の玄関口、新千歳空港から札幌に向かう逆方向だが、比較的近いことから支笏湖を潜りたい場合は札幌などから送迎もしてくれるショップもあるとのこと。私たちは札幌のグランデポルポさんにお世話になった。春から夏にかけて花を咲かせる「バイカモ(梅花藻)」はこの辺りでは有名で(各地に○○梅花藻と地名のついたものがあり、この辺りのは千歳梅花藻と呼ばれている。)この景色を見る為に遠方から潜りに来る方もいるそうだ。しかしながら、潜る前日まで北海道は夕方から夜にかけて連日の雨。支笏湖を潜る直前になり、「梅花藻の花の見頃は終わり、既に全て枯れた」「透視度も落ちていると思う」というネガティブな情報ばかりが届く(苦笑)


久しぶりの淡水ダイビング。


ドライでも海より4キロくらいウエイト減らしても大丈夫。と現地のガイドさんの助言もありいつもより身軽にin。支笏湖の水深は363m。少し深場まで潜ってみたら崖みたいになっていますよとのことだったが、聞いてみたらエアーで潜れる限界レベルの水深だった為に断念。水深を落とせば落とすほど下がる水温に身体がキュッと引き締まりながらもまったりと2本潜らせていただいた。


湖を潜ると思う、流木の多さ。


海にはフナクイムシなど木材食害性のものがいて(流れ着いている流木などをよく見ると、円柱状に穴が開いているアレ。)木造船や養殖棚など、昔から被害が絶たないそうだが、淡水中にはいないそうで、おそらく私たちが生まれる前からあるであろう流木が今もそのままの景観で残っているとのこと。

もちろん淡水ならではの透視度の良い光景を見たかった。折りからの雨で流れ込んだ土砂などで透視度の落ちた湖と多くの流木は、「霧がかる森の中に迷い込んでしまった」そんな気持ちにさせられたのは言うまでもない。


ご存じの通り、荒廃的な光景をも好む私にとっては嬉しい誤算であった。