成田からパプアニューギニア・ポートモレスビーを経由し、ソロモン諸島はホニアラへ! ガダルカナル島にあると言ったら解る方も多いのではないだろうか。このガダルカナル島に面する海域は「アイアンボトムサウンド」と呼ばれ、ソロモン海戦などで撃沈された日本だけではなく連合国側も含め、多くの船や航空機が眠っている事で知られているが、総じて水深が深い為に、実際に人がアプローチできる船はそう多くはない。 ホニアラからそのアイアンボトムサウンドをスピードボートで渡り切るのに約1時間。到着したツラギ島の近くには、リーフポイントなども多いそうだが、今回一緒に潜った、フランスなど国際色豊かなゲスト全員の目的が「レックダイビング」今回は僕自身もレックが目的だった為に、そういった意味ではメンバーに恵まれたとも言えるだろう。
ホニアラのレック。…全体的に深すぎる…!
ソロモン諸島・ホニアラの街は親日の人が多い。過去から現在までに日本から様々な支援や今までこの地で頑張って来られた多くの会社、日本人のお陰である事は言うまでもない。特に日本の車に対しての信頼度は高く、街中を走っているのは、ほぼ日本の中古車。三菱、ホンダ…一番人気はトヨタのハイエース。ホニアラでハイエースは市民の足のバスとして貴重な働きをしている。また、多くの頻度で日本のステッカーなどが貼られた車に遭遇する。もちろん、現地の人はそれが何と書かれているのかわかってはいないと思われるが・・・
本当にビーチから目と鼻の先、場合によっては水面に出てしまっているもの含め、様々なレックが眠っている。現地では『I-1 Japanese Submarine Wreck』と呼ばれているこの潜水艦は、座礁し沈没後、破棄された為に全体的に水深は船首側で3m、船尾側で28mと、そう深くはない。艦首側は引き上げられたとの事で、過去の形を見つける事は難しいが、艦尾側へと水深を落とすにつれ、輪郭がハッキリとわかる。裂けている部分より中に入る事も可能だ。
「鬼怒川丸」では多くのお魚との絡みを撮影することができる。主にホニアラ側にあるレックにアプローチをするのはビーチエントリーが主流のようだ。
ソロモンに行く際はぜひ、PNGジャパンさん を頼ってみて欲しい。
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