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チューク:哨戒艇34号/旧樅型駆逐艦「薄」


僕がお世話になっているトレジャーズでは、 哨戒艇34号のことを旧名の「薄」と呼んでいるので、 そちらで呼ばせてもらう。 このは元々、二等駆逐艦として活躍していたが、 昭和15年に新設された哨戒艇籍に、 同じ樅型駆逐艦の他8隻、若竹型駆逐艦1隻と共に編入されたそうだ。 そして、このチュークで任務遂行中に撃沈されることになる。 チュークの沈船の中でも比較的浅い場所に沈んでいるこの「薄」 なので、その日のダイビングの最後に選ばれる事が多かったりする。 同型艦の第三一号型哨戒艇としてのデータは、 排水量 基準:1,162トン 全長 水線長:85.34m 全幅 7.93m チュークに沈む船のサイズとしては小さい部類に入ると思う。 甲板にある上記のような人が1人通れるかどうかの穴から甲板から船内に入ると、 特にエンジンルームは人が1人、もしくは2人入ったら 自由に動くのが厳しいぐらいの広さだ。

このようにメーター類なども見る事ができる。

エンジンルームを抜けると広いスペースが広がる

船内は砂が積もっている状態なので、 巻き上げないように慎重に進んでいく。 巻き上がってしまった時点で撮影は厳しいものになってしまうからだ。 そんな状況もあり、撮影は常に中性浮力を心掛けている。

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